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ポリス

今日は ポリスのドキュメンタリー映画 インサイド・アウト 観ました。
ドラマーの スチュアート・コープランドが 自分のプライベートビデオカメラで 撮り続けてた映像の 編集映画です。

映画自体はともかく バックで流れてる ポリスの音楽が やはり最高。

僕は、バンク&テクノ上がりのドラマーです。
僕の同世代の日本人のドラマーのように ハードロック上がりでもなく フュージョン上がりでもありません。
ある意味 それは 技術的には、僕の不幸の始まりだったかもしれません。

でも スチュアート・コープランドみたいには なんとなくは 叩けたのが 最初のドラマーとしての自信になった記憶があります。

レゲエと ロックンロール。
高いスネアの音に、スプラッシュ。
タムの多用に、カップシンバル。
何よりも好きだったのは、ハイハット・ワークに クローズド・リムショット!

僕は、ドラムセットの中では、ハイハットが一番好きな音かも。

派手なハイハット技、聞かせる ヨギ・ホートン。マヌ・カチェ。デビッド・ガルバルディ。スチュアート・コープランド。ジョン・ロビンソン。
大好きでした。

でも 最近は 渋いハイハット技聞かせる、
ラス・カンケル。ジェイムス・ギャドゥスン。アル・ジャクソン。で、リンゴ・スターに心 惹かれます。

ラス・カンケルのオープンのまったりな感じ。音価がつまりまくった愛なハイハット。 ジェイムス・ギャドゥスンのグルービーな、16のプッシュ感。
アル・ジャクソンの 八分の ハイハットの存在感と、たまにくる オープンの凄み。

リンゴ・スターは、 総てがありますね。
ハイハットとは!?な 答えが。
バスドラムと スネアドラムは、ホントはそんなことないんだけど、やはり点でしかなく、でも そこを繋ぎ合わせ、 歌わせる、 歌にするのがハイハット!
ジャズなら、トップ・シンバルなんでしょうが。

点でしかない ドラムの音を、ベースと一緒になり、ともにつなぎあわせ グルーヴをだす。

愛の架け橋!

バスドラみたいな 重たい人と暗い人、落ち着いた人、陰りのある人、と、スネアドラムみたいに、軽い人、明るい人、浮わついた人、挫折を知らない人、
どちらも いいよ!ありだから!と お互い認め合い、共存しようよ!できまっせ!と、走り回る、汗かく メッセンジャー?が、ハイハットです。

うーん。考えすぎか。

でも 30年近くも ドラムばかり叩いてるわけで どこか 人生訓みたいに 自分のやってること 正当化?社会的意図ありな?風に考えたがる、悲しい 私なのです。
ぐっすん。。。


いやいや ポリスから、脱線しました。


今は 最近でた ジィ・アービィのデビューアルバム、聞いてます。
ジャック・ジョンソンのレーベルが、初めて契約した 女性シンガー・ソング・ライターです。

ジワジワ 良さが 来ます。最初の印象は、地味ですが。

最近聴いたアルバムでは、エルビス・コステロの新譜も おんなじでした。
第一印象は、いまいちだけど 何度か聞きたくなる。
で、ジャック・ジョンソン界隈の音楽って 今や旬ではないかもしれないのですが やはり 僕は、惹かれます。 一時期 救われたから。精神的に。

サーフィン文化の良さは、自給自足、無理しない、ガツガツしない、 スローライフ、自然と合体、あるがままを受け入れる、ひたすら波を待つ、そして、誰かから干渉されるのを拒む、いい意味での個人主義。、

楽しめ!です。

そして ガツガツするな!
です。

で、今は ハンブル・パイの 1970年にでたサード・アルバム、邦題、大地と海の歌!聴いてます。
いやぁ やっぱり最高ですな!
この時代の ソウルがかった ブリティッシュ・ロックバンドは、味わい深い。

僕的には、ゼム、ハンブル・パイ、スモール・フェイセスにフェイセス。フリーにバドカン。というか、スティーブ・マリオットと、ロッドと、ホール・ロジャースが好きなんです。
あとは、バン・モリソン。

初期の ハンブル・パイは、もういうことなしの 隙間の美学。
そして ファンキーでありながら フォーキーで ブルージー。

ピーター・フランプトンが またいいんですな。
by to-ru_drum | 2009-07-17 02:22


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