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ブルー・グラス!

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最近 古い音楽 たくさん聴いています。

ディキシー・ランドジャズ。
古い スウィングな ビッグ・バンド。
古い カントリー。
エイト・ビート生まれる前の ロックン・ロール。

毎朝 部屋で流してたり、スタジオで 一時間くらい かけっぱなしにして 一緒にドラム叩いたり。

ハンク・ウィリアムス、ジミー・ロジャーズ、ビル・ヘイリー、チャック・ベリー、リトル・リチャード、サッチモ、カウント・ベイシー、デューク・エリントン、ジェリー・ローン・モートンや レッド・ニコルズ。

以前なら 退屈に感じた音楽 リズムが、今は とても 新鮮で素直に楽しい。


リズムは、どのジャンルも 基本 ツービートでシャッフル。
そこに シンコベーション。


僕の好きなドラマーは 皆 シャッフルが巧く 大好き。
古い音楽をちゃんと勉強しているか、現体験している。


やはり 僕も 後追いですが 体験しなきゃあ!です。


で 最近は ブルー・グラスも 好きになってきました。

写真の右側は、
クリス・タイル&マイケル・デイビスの
最近出たファースト・アルバム、スリープ・ウィズ・ワン・アイ・オープンです。

プロデューサーは なんと、元ホワイト・ストライプスの ジヤック・ホワイト!!

これは、なにやら ただならぬ雰囲気。

そして、やはり、やってくれました。

当人達も、凄まじいのですが、きっと、ジヤック・ホワイト、もっとやれ、もっとやれ、野蛮で、凄い勢いです。歌も二人ともうまい。

メタルの早弾きなんか甘い甘い、なんて思ってしまうほどの アコースティック楽器ならではの スピード感。切り込みの鋭さ。

ロックです。

クリス・タイルは アメリカ史上最高のマンドリン奏者として すでにグラミー賞とかもらってるみたいです。

まあ このデュオも ユーチューブで ライブ見てください。

楽しすぎます。

ステージングも 素晴らしい。何度も、笑ってしまいました。凄すぎて。

クリス・タイルは、本当に ヤクザで、おそらく オール・ジャンル勉強した上での、ブルー・グラス、フラット・マンドリンなんだと思います。

ユーチューブでは、白黒の ちゃんとした、ライブ映像ありますが、これは 超お洒落です。

売りに出たら 即買いくらいな 名ライブ映像です。
1950年代のような雰囲気ですが、オルタナ感ムンムン。
基本 二人きり。
ドラムなんぞは いません。いりません。

で、バラードも 泣けますよ。

ぁあ ジヤック・ホワイトという名前だけで 買ってしまったアルバムでしたが、素晴らしい出会いさせてもらいました。


力がある人は、こうやって 誰かに 誰かを紹介するのも 使命なのかも。

ジャック・ホワイト サンキューです。



で、写真の左側は、ジャズ・ベース界の巨匠 チャーリー・ヘイデンが、2008年に出した カントリー・アルバム、ランブリング・ボーイズです。


このアルバムは 落ち着いた アルバムです。
パット・メセニーも 多くの曲で参加。

あと エルビス・コステロ ビンス・ギルに、ブルース・ホンズビー、リッキー・スキヤッグス、ジェリー・ダグラス、ベラ・フレック。

そして 基本は、チャーリー・ヘイデンの奥さんや、息子、娘さん達、ファミリー・アルバムです。

チャーリー・ヘイデンの 父母は、プロのカントリーミュージッシャン。

なので、このアルバムは、チャーリー・ヘイデン、バック・トゥー・ルーツなのです。

しかし、チャーリー・ヘイデンのウッド・ベースの音、ふかーい ふかーい。


五曲目の チャーリー・ヘイデンの息子さん、ジョシュ・ヘイデンが 作り 歌う曲、いいですよ。
クリスチャン・ソングですが。

あと10曲目の チャーリー・ヘイデンとパット・メセニーが 二人で作った曲も 泣けます。

ルイ・アームストロングの この素晴らしき世界 みたいな雰囲気。
この曲のブルース・ホンズビーも素晴らしい。
リリカル。

14曲目の パット・メセニー作のインスト、イズ・ディス・アメリカ?
これも いい曲。

18曲目は 二歳の時のチャーリー・ヘイデンの歌が聞けます。 親が ラジオ番組に出演したときの音源。
ヨーデル。

で その流れで 19曲目は チャーリー・ヘイデンが自ら歌う トラディショナル曲、ジェナンドー。、

このくだりは 泣けます。
ジェリー・ダグラスとパット・メセニーの二人のソロも、感激。


このアルバムは、パット・メセニーが、本当にいい仕事しています。


このアルバムも ドラムな無しです。
いりまへん。


で、ねまーす。
おやすみなはれ。
by to-ru_drum | 2011-06-04 02:04


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