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スタンダード

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いやぁ 梅雨です。それに 台風まで。


最近 聴いてたアルバムで 1960年代後半から 1970年代までの 雰囲気感じさせる アルバム紹介します。

写真の左側は、昨年出た モニカ・マンシーニの カバー・アルバム I've Loved these Daysです。

アルバムタイトルは ビリー・ジョエルの1976年にでたアルバム ニューヨーク物語に入っていた曲 楽しき日々 です。


モニカ・マンシーニは、ヘンリー・マンシーニの娘さんです。

ジャズや、映画音楽を歌うアルバムも 出していますが 今回は、まさに 僕の的 突いてくれました。

ジャクソン・ブラウン ボール・サイモン、ビリー・ジョエル、ジャニス・イアン、ビートルズ、僕が、中高時代に 聞きまくっていた音楽。大学から25才くらいまでに後追いながら、凄い!と 思って聴きまくった ブライアン・ウィルソン、スティービー・ワンダー、ニルソン、ヤングラスカルズ、等の カバー・アルバムです。

モニカ・マンシーニの声は、王道というか、癖がないというか。

カーペンターズのカレン的かも。
でも カレンは すぐに カレンと分かるけど モニカ・マンシーニは、そうではないかも。
そこは、致命的に残念。

しかし いい アルバムです。
音よし。演奏よし。曲よし。

プロデュースは、フィル・ラモーン!と このアルバムでドラム叩いている グレッグ・フィールドの共同プロデュース。

グレッグ・フィールドは、カウント・ベイシーや、シナトラと共演。ジャズも叩くし ポップスも叩く、万能ブレイヤーにして、エンジニア!大学教授、グラミー賞受賞プロデューサー!

どいだけ 多才。やるんでしょうか。
こんな人も ドラマーでいるんですね。


で このアルバム、録音は、アル・シュミット!そりゃあ 音 いいはず。

ギターは、ディーン・パークス。

僕は ディーン・パークスのギターみたいな ドラムが叩きたいと ここ何年か思っています。

歌に寄り添うように、少し控えめで、匿名性を持たせながら、音色は美しく 、たまに ホロッとさせる オブリ。
そして、完璧なリズム。
まぁ これが 一番難しいのですが。リズムが。


動く ディーン・パークスなら、マデリン・ペルーの2009年に出た ライブDVD Somethin'Grand 観てください。

泣けますよ。

このライブは、ドラムのジョーイ・ワーロンカーも素晴らしい。ベックの時のスタイリッシュなドラム、最近の ノラ・ジョーンズのライブでの 彼も凄いですが、 このマデリン・ペルーのライブでの ジョーイ・ワーロンカーは、スタンダードな凄さ。

少しジャズ的な、アコースティックな歌ものドラミングではありますが。
時代を越えた 1930年代から、現在までの音楽 ドラムの歴史の変遷を知り尽くした いぶし銀のドラミングです。


皆さん ジョーイ・ワーロンカーと、ジェイ・ベルローズと、ビクター・インズーリオの 素晴らしさ 知ってくださーい!!

少し ミーハーになってしまいました。



で、話しは変わりますが、来月 6月19日 日曜日に、このマデリン・ペルーと 顔が そっくりな 沖縄出身のシンガー・ソング・ライター、かねだゆういち君、別名 Zoka君のライブ 若林カフェシャンディにてやります。

お暇な方 みにきてくださーい。

ギターが 円山天使君。
ベースが せりざわしげき君。
ドラムで 僕です。



で、写真の右側が、ルーマーの ファーストアルバム シーンズ・オブ・マイ・ソウル。

これは 笑うくらい A&Mサウンドな、カーペンターズなバート・バカラックな、あの時代な ムードですが、そんなの関係なく、悪いけど 名盤です。

彼女の書く曲が、ただ ただ いい曲なのです。

遅めで ハチロクバラードの応酬ですが、関係ありません。

きゃぴ きゃぴ な 時代ですが 必ず こういう まろん とした音楽のニーズは常にあるはずです。


ノラ・ジョーンズのデビュー 少し思い出します。

ルーマーは イギリスですが。

で、ルーマーの方が 少しヒッピーの匂いがあり、ノラ・ジョーンズの方が、少しお嬢さんです。


このアルバムでは、ルーマー 僕が大好きな スティーブン・ビショップ!!と、デビッド・ゲイツ!! ト、バート・バカラックのカバー、やっています。

うーん!嬉ちぃ 嬉ちぃ! おっさん そんなに メロメロにさせて どないすんねん!です。

この アルバムは、ここ半年くらい、常に持ち歩いていて、 たまに 朝イチで スタジオで、ふわっと 一緒にドラム叩きます。

最初に 合わした時から、ほぼ、ぴったし演奏できました。

好きな音楽は 自分を自然に 導いてくれますね。


甘い音楽 優しい音楽 サウンド 綺麗な音、判りやすいメロディー、バカにする人 いるかもしれませんが、そこの裏側に、僕は 興味が湧きます。


やさしくすることは、やっぱり、難しいと思います。。

そして、自分の哀しみは、人に見せてはいけない。
自分の心に秘めておかないといけないと僕は思います。

よく 何でも 正直に喋り 悩み打ち明け さらけ出して ストレスためずに 明るく生きていこう!
そんな 何でも語り合える親友 家族 持とう!!

なんていうのは、 僕は嘘だと最近思います。


黙って 我慢するのです。
そして、明るく振る舞う。

でも 回りの人も それが判っていて でも 問い詰めず 哀れみの心で いたわる、いたわり合う。

お互いが。


そんな事 ルーマー聞いていると 思ってしまいます。


おやすみなさい。
by to-ru_drum | 2011-05-28 03:21


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