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神戸震災ライブ

先日 17日に、平松愛理ちゃんが、毎年 続けている 神戸ミーティングという 復興支援ライブに参加してきました。
僕は、今年で、7回目くらいの参加になります。

もう 14年も経つんですね。
新神戸駅から 会場までの タクシーのおじさんに話しかけたら その人も 家が半壊し 仮設住宅に避難していたとのこと。
その後も 会社が震災の影響で倒産し 今 タクシーの運転手をしている、そして いまだに 完全には治っていない家の耐震対策の援助金を兵庫県と神戸市に申請しているけど 財政難で なかなかお金がおりない、
必ず起こるだろう 南海大地震があれば、家は、倒れるから、早く修繕したいとのことでした。

うーん。今でも たいへんだったり 負債かかえてしまったり 身近な人を亡くして涙している人 たくさん 神戸にはいるんだなと 実感しました。

東京にいると あまりわからないですから、その感覚が。

タクシーのおじさんの 南海大地震を 病的にまで恐れる気持ち あの阪神大震災で 何か 変わってしまった人にしかわかりません。
でも 僕でも、やはりこの日は、毎年 ホーリーな気持ちにはなります。
特に 神戸の地に足を踏み入れると。
皆さんも そうでしょうが 直接 震災にあってない人でも あの日以来 何か 変わったはずです。
おそらく 他人が、隣人になる。な、感覚だと思います。あるいは、人がいとおしい。
神戸に ボランティアにいかなきゃあ!行くべきだし、行きたい!と 個人主義な僕でさえ 思いましたから。

でも 実際は、そんな勇気 も行動力もなかった。
自分の故郷なのに。

こうやって 平松愛理ちゃんのライブに 参加することが 自分の中での 罪ほろぼしであり、日常で ついぞ忘れがちな、他人をいとおしく思う気持ちを思い出させてくれる 大切な行事なのです。

風化させては、いけない気がします。
サリン事件もそうですが。
理不尽な暴力にあった時 、僕らは 結束する気持ち思い出すのでは。

真面目な話しになってしまいました。

で 今は、ジョン・アバークロンビー・トリオの1996年のライブ盤 タクティクス聴いてます。
オルガントリオの形態。
硬派なECMです。でも どこか サラッとしてます。 ジミースミスには なりません。

今日は ジェイムス・テイラーの昨年でた カバーアルバム聴きました。
バラード多いかなと思いきや 意外にもリズムがある ソウル ブルース多し。明るい。 ドラムは、スティーブ・ガッド。深い!

で 最近は 古いロック ジャズよく聴いてます。
ジミヘンのライブ、イエスのこわれもの、クリームやディープ・パープル、グランドファンクのライブ、キッスのアライブ、エアロスミスのロックス、ベッグ・ボガード&アピスのライブインジャパン1973。
オールマン・ブラザーズの1970年のラッドローガレージライブに 1973年のブラザース&シスターズ。

いやぁ 皆 濃い 濃い!

僕が 中高時代に ヘッドフォンして 狂気乱舞してた音楽です。が その当時は、僕は、どちらかと言うと ギターやキーボードやっていたので 勿論 バリバリ 広く浅く 趣味の範囲ですが、こうやって 今 ドラマーな気持ちで聞くと いっぱい発見あります。
キッスて 意外と16ビートやん、オールマン・ブラザーズは、もうジャズやん、
ディープ・パープルって サンプリングして ループで使えそうなファンキーグルーヴありまくり!など。

いやぁ たまりません。1970年代ロック。

で 今日の締めは、レイ・ラモンターニュの新譜。
歌詞解りたかったので 日本盤出るの待ってたのですが、なかなか店頭に出ないので 昨日 輸入盤で購入。
いゃあ さすがの三枚目です。
今回は ソウル色強し。
プロデュースは、イーサン・ジョーンズ。やはりすごい!
ドラム、ギター、ベース、キーボード、ウクレレ、バンジョー、 ストリングスアレンジ何でもやってます。天才。

でも レイ・ラモンターニュが やはり普通じゃない、凄みあります。
一人ぼっちで完結してる音楽です。

ではー おやすみなさい。
by to-ru_drum | 2009-01-24 02:19


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